全体の構成

ゴーストとシェル

ゴーストの構成ファイルは、ベースウェア(SSP,materiaなど)のゴースト格納フォルダに配置される。

全てのゴーストは必ずひとつのmasterゴーストとmasterシェルを持つ必要がある。

シェルの立場から見ると、全てのシェルは必ずいずれか一つのゴーストに所属している。

従って両者のファイル構成は、下記のようにシェルがゴーストに含まれる形になる。

+-(myghost)
  +-ghost
    +-master
      +-descript.txt
      +-shiori.dll
      +-makoto.dll
      +-updates2.dau
      +-*.ico
      +-*.cur
  +-shell
    +-master
      +-descript.txt
      +-surface*.png
      +-surface*.pna
      +-(element).png
      +-(element).pna
      +-surfaces.txt
      +-makoto.dll (必要な時のみ)
      +-menu_background.png
      +-menu_foreground.png
      +-menu_sidebar.png
      +-readme.txt (必要な時のみ)
      +-thumbnail.png
      +-surfaces**.txt (SSPのみ)
      +-surfacetable.txt (必要な時のみ)(SSPのみ)
      +-alias.txt (必要な時のみ)(旧仕様)
    +-(additional_shell)
  +-delete.txt (必要な時のみ)
  +-delete1.txt (delete[数字].txtも追加で認識できる)
  +-developer_options.txt (必要な時のみ)(SSPのみ)
  +-readme.txt (必要な時のみ)
  +-terms.txt (必要な時のみ)
  +-thumbnail.png

バルーン

バルーンはゴーストごとでなく、一つのベースウェアの元に統括的に管理され、全ゴーストで共有される。

各バルーン構成ファイルはベースウェアのバルーン格納フォルダ以下に、下記のような形で配置される。

+-(myballoon)
  +-descript.txt
  +-balloons*s.txt
  +-balloonk*s.txt
  +-readme.txt (必要な時のみ)
  +-terms.txt (必要な時のみ)
  +-balloons*.png
  +-balloonk*.png
  +-balloons*.pna (MATERIA不可)
  +-balloonk*.pna (MATERIA不可)
  +-balloonc*.png
  +-online*.png
  +-sstp.png
  +-arrow*.png
  +-thumbnail.png
  +-ok_down.png/ok_up.png (SSPのみ)
  +-cancel_down.png/cancel_up.png (SSPのみ)
  +-mode_down.png/mode_up.png (SSPのみ)
  +-sstp_new.png (SSPのみ)
  +-marker.png (SSPのみ)
  +-delete.txt (SSPのみ・必要な時のみ)
  +-delete1.txt (delete[数字].txtも追加で認識できる)
(myghost)\

各ゴーストホームディレクトリ(ルートフォルダ)。

フォルダ名称は英数推奨。

(myghost)\ghost\

ゴーストの内部動作用ファイルのフォルダ。

(myghost)\ghost\master\

ゴーストのデフォルトで使用されるフォルダ。

現在はmasterしか使用されない(過去の設計の名残)。

ゴーストフォルダ内のファイル構成の詳細は「ゴースト」のページへ。

makoto.dllについては「トランスレータ」のページへ。

(myghost)\shell\

ゴーストのシェル(グラフィック表示用ファイル群)のフォルダを格納するフォルダ。

(myghost)\shell\master\

デフォルトシェルのフォルダ。必須。

(myghost)\shell\(additional_shell)\

追加シェルのフォルダ。任意名(英数字推奨)。ファイル構成はmasterと同じ。

いくつでも存在できる。存在するとオーナードローメニューなどから切替選択できる。

シェルフォルダ内のファイル構成の詳細は「シェル」のページへ。

menu_background.png、menu_foreground.png、menu_sidebar.pngについては「オーナードローメニュー」のページへ。

makoto.dllについては「トランスレータ」のページへ。

(myghost)\delete.txt

ファイルの削除設定ファイル。

詳細はリンク先を参照。

省略可能。

(myghost)\developer_options.txt

SSP専用。narおよび更新ファイル作成機能の設定ファイル。

詳細はリンク先を参照。

省略可能。

(myghost)\readme.txt

ゴースト全体のreadme。

配布者や配布元など明記するのが一般的。

1行目にcharset,UTF-8と書いておくか、BOMを含んでおけばShift JIS以外も使える。

インストール時に開かれるほか、オーナードローメニューなどからも開ける。

省略可能だが存在するのが望ましい。

(myghost)\terms.txt

利用条件表示。NAR/ZIPファイルのインストール前にこの内容を表示するダイアログが出る。

インストールを中断してダイアログ表示するので、どうしても必要な場合のみ入れること。

readmeと同じく、1行目にcharset,UTF-8と書いておくか、BOMを含んでおけばShift JIS以外も使える。

省略可能、かつ不要なら省略することが望ましい

(myghost)\thumbnail.png

メニューツリーでゴーストの選択時に表示されるサムネイル。

使用可能な画像形式はpngもしくはjpg。

pngをpnrにリネームすると画像左上の1ドット(座標0,0)と同色が透過される。

省略可能。

(myballoon)\

各バルーンホームディレクトリ(ルートフォルダ)。

フォルダ名称は英数推奨。

バルーンフォルダ内のファイル構成の詳細は「バルーン」のページへ。