シェル

シェルフォルダのファイルは以下の通り。

+-(myghost)
  +-shell
    +-master
      +-descript.txt
      +-readme.txt
      +-surface*.png
      +-surface*.pna
      +-(element).png
      +-(element).pna
      +-surfaces.txt
      +-surfaces**.txt (SSPのみ)
      +-alias.txt(旧仕様)
      +-thumbnail.png
      +-makoto.dll
      +-surfacetable.txt (SSPのみ)
      +-menu_background.png
      +-menu_foreground.png
      +-menu_sidebar.png

※menu_background.png、menu_foreground.png、menu_sidebar.pngについては「オーナードローメニュー」のページへ。

descript.txt

シェルを識別し、基本的な設定を行うためのファイル。

テキスト内の記載事項はリンク先を参照。

readme.txt

シェル製作者が配布元などを記載するためのもの。

省略可能だが、用意しておくと、インストール時やベースウェアのメニューなどから参照できる。

特にゴースト作者とシェル作者が異なるような場合には、なるべく用意される事が望ましい。

surface*.png

サーフェスファイル。

デスクトップに表示される絵。

画像サイズ、色数に制限は無い。

ファイル形式はPNG

画像左上の1ドット(座標0,0)と同色の領域は透過色(抜き色)とされ、表示上透過される。

サーフェスの番号はある程度の標準的な割り振りがあるものの、基本的には自由。

ただし、surface0とsurface10は必須(SSPの場合推奨だが必須ではない)とされる。

そのためたとえキャラクター一人のゴーストであっても、surface10.pngとして単色塗りつぶしの画像を用意するなどの必要がある。

サーフェス番号はベースウェアがMATERIA(embryo、本家の伺か)なら0~8192まで。

その他のベースウェアは制限なし。

surface*.pna

サーフェスのアルファチャンネル定義ファイル。

グレースケール(黒:透明←→不透明:白)のpng画像の拡張子部分pnaにリネームしたもの。

サーフェス番号と同じ番号のpnaファイルを置くことによってサーフェスの半透明化ができる。

surface0.png surface0.pna デスクトップの表示

透過が完全でない場所は当たり判定が発生する。

またWindows9xや非常に古いグラフィックボードなど、非対応環境ではpnaは無視される。

なおSSPでは、設定によりpng自体のアルファチャンネル(透明度情報)を使用するようにもできる。

(element).png

element仕様によって、任意名のPNG画像をパーツとして合成し、一つのsurfaceとして扱う事ができる。そのためのパーツ用画像。

※(element)の部分を好きな名前に読み換えてよい。何枚でも使用可能で、当然なくてもよい。

詳しくは後述の「surfaces.txt」も参照。

(element).pna

各element合成用パーツ画像ごとのpna。

surfaces.txt

サーフェスのID割り当て、レイヤー合成、アニメーション、当たり判定などを定義するファイル。

定義内容についてはsurfaces.txt参照。

アニメーション、着せ替えについてはアニメーションを参照。

surfaces**.txt

SSP専用。

**には任意の文字列を与えてよい。

2.01系以降でsurfaces2.txtの名前に対応し、任意の文字列がつけられるようになったのは2.2.57以降。

機能はsurfaces.txtと同じ。

互換性を維持しつつSSP専用の機能を使うためのもの。

このファイルは省略可能。必要な部分のみを追記する形でも問題ない。

alias.txt

旧仕様。sakura(kero).aliasブレスを記述するためのテキストファイル。

現在はsurfaces.txtに機能が統合されている。

thumbnail.png

メニューツリーでシェルの選択時に表示されるサムネイル。

使用可能な画像形式はpngもしくはjpg。

pngをpnrにリネームすると画像左上の1ドット(座標0,0)と同色が透過される。

このファイルは省略可能。

makoto.dll

トランスレート機能を使うためのもの。

ゴースト側に用意できるものと同じ。詳しくはリンク先を参照。

このファイルは省略可能。

surfacetable.txt

SSP専用。

SSP開発用パレットの「サーフィステスト」機能や、そのほかのシェル作成支援ユーティリティでの利用を目的としたサーフェス内容の定義ファイル。

詳しくはリンク先を参照。

このファイルは省略可能。