表示する文字コード。旧い環境との互換性を考慮する場合はShift_JIS、それ以外はUTF-8を推奨。
SSPにおいて複数のsurfaces***.txtを用意した場合はそれぞれのファイルに設定する必要がある(逆に言うとそれぞれのファイルで異なる設定が可能)。
(OSの標準設定またはSSP->国際化->省略時の文字コード->テキスト定義)
使用するSERIKO定義の書式のバージョン指定。0でSERIKO/1.x系書式(旧定義)、1でSERIKO/2.0書式。
0
※SSPでは自動的に検出されるためこの情報は利用されない。
サーフェスの最大幅。単位はピクセル。重なり判定などで利用される。
定義なし/SSPでは実際のsurface定義における最大横幅
当たり判定の判定順ソート。手前から奥にどの順で表示するか。
ascendで昇順(1,2,3...) descendで降順(10,9,8...)
none(IDによらず先に書かれている方が手前)
アニメーションID表示順ソート。手前から奥にどの順で表示するか。
ascendで昇順(1,2,3...) descendで降順(10,9,8...)
descend
ベースサーフェスの合成。
複数の画像を合成し、その合成結果をベースサーフェスとして一枚の画像のように扱う仕組み。
サーフェスに対応するsurface*.pngという画像がある場合、element0が定義されていると元のsurface*.pngの内容が破棄されて、element0で置き換えられる
element1以降は、その上に順次合成されていく。
SSP2.3.53からは、element定義されたサーフェスをアニメーションパーツとして用いた場合も、一枚の画像のように振る舞う(以前は未定義)。
*の部分(elementID)は同じsurface内で一貫した、0から始まる通し番号。
描画メソッドは下記の描画メソッド参照。
挙動なし
アニメーションが開始するタイミング(周期)の定義。
インターバルは下記のアニメーションインターバル参照。SSPのみ+区切りで列挙する事で組み合わせ指定が可能。
*の部分(animationID)は任意の数字。そのスコープ内(\0、\1、...)の全surfaceで、共通して同じIDのアニメーションが同じ意味(例えば「瞬き」「口パク」「同じ服の着せ替え」など)を持つようにする。
interval定義はそのIDのアニメーション定義全体の始点を示し、一連のanimation定義の中で必ず最初に記述されなければならない。
アニメーションの重なり方とIDの順序の関係はanimation-sort参照。
旧定義:*interval,インターバル
挙動なし
アニメーションの各コマの定義。各コマは通常それ以前のコマをリセットして新たにベースサーフェスに合成される形で描画される(厳密には描画メソッドによる)。
animationに続く*の部分はanimationID(animation*.intervalの*と同一)。
patternに次ぐ*の部分(パターンID)は、一連のanimation*.pattern定義において0から始まる通し番号。materiaでは127が上限。番号の小さい方から積み重なる形で描画される。
描画メソッドは下記の描画メソッド参照。
ウェイトはそのコマを描画するまでの待ち時間。単位はミリ秒。SSPのみ「最小ウェイト-最大ウェイト」とマイナス文字で区切った書き方もでき、その場合は最小~最大間でランダムに選択される。
X座標、Y座標はそのコマをベース(そのコマまでの描画結果)に対してどれだけずらして表示するかの指定。
サーフェスIDに-1でそのアニメーションの停止、-2で現在実行中の他の全てのアニメーションを停止する事ができる。いずれの場合も描画メソッドやX座標、Y座標は無視される。
旧定義:*pattern*,サーフェスID,ウェイト,描画メソッド,X座標,Y座標
挙動なし
アニメーションの排他的実行オプション。
即ちexclusiveオプションが指定されたアニメーションが実行された時点で、他のすべてのアニメーションが停止し、またexclusiveオプションのアニメーションの終了まで、他のいかなるアニメーションも新たに開始されない。
animationに続く*の部分はanimationID(animation*.intervalの*と同一)。
なおintervalがbindのアニメーションについてはこの指定は未定義である。
SSPのみ、animation*.option,exclusive,(1,3,5)のようにすると、指定IDのアニメーションに対してのみ限定的に排他制御することができる。
旧定義:*option,exclusive
挙動なし
アニメーションの背面実行オプション。
backgroundオプションが指定されたアニメーションはベースサーフェスの後ろ(画面奥側)で実行される。
animationに続く*の部分はanimationID(animation*.intervalの*と同一)。
挙動なし
exclusive・background・shared-indexオプションは同時指定可能で、+区切りで複数オプション可。例:exclusive+background
animationに続く*の部分はanimationID(animation*.intervalの*と同一)。
animation*.option,exclusive+background,(1,3,5) のようにすると、exclusiveのみ影響を受ける。
なおintervalがbindのアニメーションについてはexclusive指定はそもそも未定義である。
挙動なし
通常のcollisionやcollisionexのアニメーション動作中限定の定義。インターバルbindにも有効。
animationに続く*の部分はanimationID(animation*.intervalの*と同一)。
collisionに次ぐ*の部分は、一連のanimation*.collision定義内で重複しない番号。
挙動なし
当たり判定。囲まれた範囲がIDの領域となる。
*の部分(collisionID)は、同じsurface内で重複しない通し番号。
当たり判定の重なり方とIDの順序の関係はcollision-sort参照。
挙動なし
不定形当たり判定。
*の部分(collisionID)は、同じsurface内で重複しない通し番号。
タイプは以下の通り。
挙動なし
そのサーフェスでのみの本体側バルーン位置X座標。
通常:バルーンの左右端と、サーフェスの右左端が揃う位置
align=top/bottom:サーフェスの中央
そのサーフェスでのみの本体側バルーン位置Y座標。
通常:バルーンの上端と、サーフェスの上端が揃う位置
align=top/bottom:バルーンの上下端と、サーフェスの下上端が揃う位置
そのサーフェスでのみの相方側バルーン位置X座標。
通常:バルーンの左右端と、サーフェスの右左端が揃う位置
align=top/bottom:サーフェスの中央
そのサーフェスでのみの相方側バルーン位置Y座標。
通常:バルーンの上端と、サーフェスの上端が揃う位置
align=top/bottom:バルーンの上下端と、サーフェスの下上端が揃う位置
そのサーフェスでのみのバルーン位置X座標(本体・相方問わず)。
offset.xとも記述可能。
通常:バルーンの左右端と、サーフェスの右左端が揃う位置
align=top/bottom:サーフェスの中央
そのサーフェスでのみのバルーン位置Y座標(本体・相方問わず)。
offset.yとも記述可能。
通常:バルーンの上端と、サーフェスの上端が揃う位置
align=top/bottom:バルーンの上下端と、サーフェスの下上端が揃う位置
サーフェスの中心X座標。
通常は使用されないが、Sakura APIなど外部から取得可能。
サーフィスの中心(幅÷2)
サーフェスの中心Y座標。
通常は使用されないが、Sakura APIなど外部から取得可能。
サーフェスの中心(高さ÷2)
きのこの生えるX座標。
サーフェスの中心(幅÷2)
きのこの生えるY座標。
サーフェスの上端+20ピクセル下(SSP)
ウインドウを初期配置・位置保存する際の基準位置のX座標。
異なるサーフェスサイズの画像に切り替えた際の位置ずれなどを調整することができる。
サーフェスの中心(幅÷2)
ウインドウを初期配置・位置保存する際の基準位置のY座標です。
異なるサーフェスサイズの画像に切り替えた際の位置ずれなどを調整することができる。
サーフェスの下端
そのサーフェスである間毎秒2分の1の確率で再生。
そのサーフェスである間毎秒4分の1の確率で再生。
そのサーフェスである間毎秒数値分の1の確率で再生。
そのサーフェスである間数値秒間隔で定期的に再生。
そのサーフェスである間ループ再生。
サーフェスに切り替わった瞬間に1回のみ再生。
自動では実行されない。他のアニメーションからのstartメソッドやalternativestartメソッドなどによる呼びだしか、さくらスクリプトの\i[*]などによる命令以外では再生しないアニメーションに対して指定する。
そのサーフェスで\eが来た時に実行。
そのサーフェスでバルーン内にテキストが表示されていく時に実行。
数値分の文字がくるごとにアニメーションする。
そのアニメーションをサーフェスの着せ替えとして定義する。
ベースサーフェスを新規レイヤで完全に置き換える。collisionもコマのサーフェスに定義されたものに更新される。
このメソッドのパターンを重ねると、サーフェス全面を描画し直すことによるアニメーション(いわばパラパラ漫画)が実現される。
この描画メソッドが指定されたpattern定義では、XY座標は無視される。
着せ替えおよびelementでは、baseメソッドは最初(element0、pattern0)にしか用いることができない。それ以外はoverlayに読み変えられる。
ベースレイヤの不透明度に応じて、新規レイヤを重ねる。
ベースレイヤの半透明部分では、透明度が低い部分ほど濃く新規レイヤを合成し、不透明であれば完全に合成し、全透明であれば一切合成しない。
interpolateメソッドの対になるメソッド。
着せ替え・elementでも使用できる。
ベースレイヤの不透明度に応じて、新規レイヤを乗算合成で重ねる。
挙動はoverlayfastと同様で外形は変わらないが、上書きの代わりに現在のサーフェスに対して乗算合成処理を行う。
着せ替え・elementでも使用できる。
ベースレイヤの一部を新規レイヤで置き換える。
透過色部分や、透明度情報があり半透明になっている部分についても、ベースレイヤの情報を残さずに上書きする。
なお新規レイヤの範囲外は、あくまで空の領域であって透明度100%の領域としては扱われない。この領域では何も合成が行われず、ベースレイヤの描画が単にそのまま残る。
着せ替え・elementでも使用できる。
ベースレイヤの透明度に応じて新規レイヤを重ねる。
ベースレイヤの半透明部分では、透明度が高い部分ほど濃く新規レイヤを合成し、全透明であれば完全に合成し、不透明であれば一切合成しない。
overlayfastメソッドの対になるメソッド。
着せ替え・elementでも使用できる。
overlayに近いが、新規レイヤの透過(透過色および、pna・またはseriko.use_self_alphaが設定されている場合は画像自体のアルファチャンネル)を無視して重ねる。
着せ替え・elementでも使用できる。
なおelement合成されたサーフェスを他のサーフェスのアニメーションパーツとしてasisメソッドで合成した場合の表示は未定義であるが、Windows上では普通、透過領域は画像本来の透過色に関係なく黒(#000000)で表示されるだろう。
ベースレイヤの表示位置を、元の表示位置から指定座標分ずらす。
moveによる表示位置の変更は瞬間的なもので、連続的な移動ではない。
x軸方向は右側が正、y軸方向は下側が正である。
この描画メソッドが指定されたpattern定義では、サーフェスIDは無視される。
着せ替え・elementでは使用不可。
新規レイヤを着せ替えパーツとする。
着せ替えパーツとして単純に一つのサーフェスを重ねることしか出来なかった頃の唯一のメソッドで、現在はaddが互換。
処理の内容はoverlayと同義。
着せ替えでないアニメーション・elementでの使用は未定義。
ベースレイヤに新規レイヤを着せ替えパーツとして重ねる。
処理の内容はoverlayと同義。
着せ替えでないアニメーション・elementでの使用は未定義。
ベースレイヤと新規レイヤの透過の合成。新規レイヤの透明度情報でベースレイヤを「切り抜く」イメージ。
ベースレイヤと新規レイヤの不透明度が乗算される(有効な透過色は完全に透明な領域として扱われる)。
例えばベースレイヤが不透明度40%・新規レイヤが不透明度60%の領域は、合成後は不透明度24%=透明度76%の領域となる。
透明度以外の情報(RGB値)は単に無視される。
なお新規レイヤの範囲外は透明相当として扱われる。
着せ替え用に用意されたメソッドだが、着せ替えでないアニメーション・elementでも使用可能。
指定したID(animation*の*の番号)の着せ替えグループ(intervalがbindのアニメーション)をその位置に挿入する。
着せ替え用に用意されたメソッドで、着せ替えでないアニメーション・elementでの使用は未定義。
例えばある着せ替えAが、他の着せ替えBよりも部分的に前・部分的に後ろといった位置関係の構造を持つ場合に、着せ替えAの後ろになる部分のコマと前になる部分のコマとの間に着せ替えBをinsertで挿入する事によって、自然な前後関係の表示が実現される。この時、着せ替えBの表示・非表示の状態に関わらず表示の完全性が維持される。
insert先でのinsert(入れ子)も可能。
ただし、あくまでも着せ替えAとBの表示順を予約するだけで、強制的に着せ替えBを表示するものではない。
実際に着せ替えBを表示するか否かは、着せ替えBの有効/無効状態に依存する。
指定したID(animation*の*の番号)のアニメーションを再生させる。
この描画メソッドが指定されたpattern定義では、サーフェスID、ウェイト、XY座標は無視される。
着せ替え・elementでの使用不可。
指定したID(animation*の*の数字)のアニメーションを停止させる。
この描画メソッドが指定されたpattern定義では、サーフェスID、ウェイト、XY座標は無視される。
着せ替え・elementでの使用不可。
指定した複数のID(animation*の*の数字)の内どれかのアニメーションを再生させる。
この描画メソッドが指定されたpattern定義では、サーフェスID、ウェイト、XY座標は無視される。
SSPの場合括弧が[]、区切りが「,」でなく「.」でも読み込まれる。
着せ替え・elementでの使用不可。
旧定義:alternativestart,[ID1,ID2...]
指定した複数のID(animation*の*の数字)の内どれかのアニメーションを停止させる。
この描画メソッドが指定されたpattern定義では、サーフェスID、ウェイト、XY座標は無視される。
SSPの場合括弧が[]、区切りが「,」でなく「.」でも読み込まれる。
着せ替え・elementでの使用不可。
指定した複数のID(animation*の*の数字)のすべてのアニメーションを再生させる。
この描画メソッドが指定されたpattern定義では、サーフェスID、ウェイト、XY座標は無視される。
SSPの場合括弧が[]、区切りが「,」でなく「.」でも読み込まれる。
着せ替え・elementでの使用不可。
指定した複数のID(animation*の*の数字)のすべてのアニメーションを停止させる。
この描画メソッドが指定されたpattern定義では、サーフェスID、ウェイト、XY座標は無視される。
SSPの場合括弧が[]、区切りが「,」でなく「.」でも読み込まれる。
着せ替え・elementでの使用不可。
サーフェスIDに対して任意のエイリアスIDを設定する。
例えば驚き,[2]とすれば、\s[驚き]で\s[2]と同じ意味となる。
また、1,[1,11,21]などとカンマ区切りで複数のサーフェスを指定することもでき、
この場合\s[1]で1,11,21からランダムで選ばれる。
挙動なし
当たり判定の上に乗った時表示するカーソルファイルを設定。
*部分は同じスコープのmouseup定義で重複しない番号。
当り判定名はcollision定義で設定した名前。
ファイル名にはカーソルファイル名(cur/ani)を指定。ファイル名の変わりに、後述のシステムカーソル指定が使用可能。
system:finger(当たり判定名がbustの場合のみsystem:hand)
当たり判定の上でマウスボタンを押した時に表示するカーソルファイルを設定。
*部分は同じスコープのmousedown定義で重複しない番号。
当り判定名はcollision定義で設定した名前。
ファイル名にはカーソルファイル名(cur/ani)を指定。ファイル名の変わりに、後述のシステムカーソル指定が使用可能。
system:finger(当たり判定名がbustの場合のみsystem:grip)
当たり判定の上でマウス右ボタンを押した時に表示するカーソルファイルを設定。
*部分は同じスコープのmouserightdown定義で重複しない番号。
当り判定名はcollision定義で設定した名前。
ファイル名にはカーソルファイル名(cur/ani)を指定。ファイル名の変わりに、後述のシステムカーソル指定が使用可能。
system:finger
当たり判定の上でマウスホイールを回した時に表示するカーソルファイルを設定。
*部分は同じスコープのmousewheel定義で重複しない番号。
当り判定名はcollision定義で設定した名前。
ファイル名にはカーソルファイル名(cur/ani)を指定。ファイル名の変わりに、後述のシステムカーソル指定が使用可能。
system:arrow
当たり判定の上でマウスをしばらく動かさない時に表示するカーソルファイルを設定。
*部分は同じスコープのmousehover定義で重複しない番号。
当り判定名はcollision定義で設定した名前。
ファイル名にはカーソルファイル名(cur/ani)を指定。ファイル名の変わりに、後述のシステムカーソル指定が使用可能。
system:arrow
矢印
十字
禁止
手
つかんだ手
指差し
時計
I
移動
?
当たり判定の上に来た時に表示するツールチップのテキストを設定。
挙動なし